畳替えには大きく分けると「表替え」「裏返し」「新調」の3種類があります。
畳の使用状況、畳の痛み具合により3つの中よりご判断下さい。
畳の上に張ってあるイ草で出来ている部分を“畳表”と言います。
その表だけを新しい表に交換する事を表替えといいます。縁の部分も新しくなります。
床は、まだ充分使用できますが、表の一部が破れたり、しみや汚れが出来た場合などに表替をします。
価格表(五八間サイズ1帖あたり)
激安畳表 表替え価格 2000円(税込2200円)~
新しい畳に替えることです。
"畳表""縁""畳床"も全て新しくします。古い畳は処分する必要があります。
湿気などで床が傷んでいる場合は新畳をお勧めします。新調は15年が目安です。
古い畳はその機能低下はもちろんのこと、衛生上もよくありません。
畳には地域や畳が敷かれる場所によって様々なサイズがあります。
日本家屋は3尺×6尺(半間×1間、910mm×1820mm)という寸法が基本となっており、畳もこの寸法が基本となりますが、2:1の縦横比が崩れないように長さを増減した各種の規格が存在します。
名称 | サイズ | 地域 |
---|---|---|
京間(本間) | 3尺1寸5分×6尺3寸 955mm×1910mm | 関西・中国・四国・九州地方 |
中京間 | 3尺×6尺 910mm×1820mm | 中京・東北・北陸地方・沖縄 |
江戸間 | 2尺9寸×5尺8寸 880mm×1760mm | 関東・東北地方・北海道 |
団地間 | 2尺8寸×5尺6寸 850mm×1700mm | 中京・東北・北陸地方・沖縄 |
一寸=30.3mm 1尺=303mm 1寸×10=一尺
畳ヘリには様々な種類があります。
現在、家屋等の畳は通常この敷きかたです。
4枚の畳の角が一か所に集まらないようにします。
お寺や大広間のような部屋で見ることが多いですが、昔は 葬儀など縁起の悪いときに畳の敷き換えを行っていました。
畳の四隅が合って十字が出来ると死を連想するものとして避けられ、また四隅が合うと傷みやすいという現実的な意味もあります。